佐賀県内冷え込み、平野部でも積雪 路面凍結などでスリップ事故相次ぐ 1月12日も雪予報
佐賀県内は10日、今季一番の冷え込みとなり、平野部でも雪が積もった。佐賀地方気象台によると、伊万里市で2センチ、佐賀市で3センチ(9日午後11時)の積雪を観測し、最低気温は朝方に嬉野市でマイナス4・2度、白石町でマイナス3・9度となった。路面凍結などでスリップする交通事故が相次いだ。 県警交通企画課によると、県内では積雪や路面凍結の影響で10日午前8時半までの24時間に人身事故7件(けが人7人)、物損事故69件が確認された。 長崎自動車道は9日深夜から佐賀大和-武雄北方インターチェンジ間で通行止めとなり、10日午後2時前に解除された。空の便にも影響が出て、佐賀空港発着の2便が欠航となって始発便は約3時間遅れた。 県内は12日も雪となる可能性があり、佐賀地方気象台は注意を呼びかけている。24時間降雪量は山間部10センチ、平野部3センチと予想している。(中島幸毅)
中島幸毅