100キロ超の自称“おデブアイドル”大橋ミチ子、65キロ増加でも表紙モデルになれたワケ「自分の体型を愛した方が幸せ」
重量級アイドルユニット・びっくえんじぇるのメンバーであり、ぽっちゃり女子向けファッション誌『la farfa』の表紙を飾るほどの人気を得ている大橋ミチ子。いまより約65キロ痩せていたが、オーディションに受からなかったという彼女にSNSでは、「痩せてないと可愛いともキレイともいわれない世界で頑張っているのはすごい」「太っていても明るく自分らしく生きる姿に励まされる」との声が寄せられている。「どんな体型でも、可愛くなれるし、やりたいこともできる」と言う彼女に、転機になった出来事について聞いた。 【ビフォーアフター写真】北川景子に似てる? 「痩せなくても可愛い」100キロ超の大橋ミチ子 ◆女優を目指し過酷なダイエットで拒食症に…太っていく自分を受け入れられずにいた ――痩せていた頃の姿がバラエティ番組『有吉反省会』(日本テレビ)で紹介された際には、「北川景子に似ている」とも言われていました。その当時、周囲の反応はいかがでしたか? 【大橋ミチ子】 痩せている頃は、周囲から「かわいいね」「美人だね」と言われていました(笑)。 ――54キロから最高118キロに増量し、現在は109キロとのことですが、いつ頃から太ったのでしょうか? 【大橋ミチ子】 もともとは、身長167センチ体重60キロくらいで、女優を目指して養成所に通っていました。そこで担当の先生に、「あと5キロ痩せなさい」と言われ、54キロまで体重を落としました。その当時は、食べることが怖くて、水とヨーグルトだけの生活を約半年間続け、痩せることができました。でもいま考えると、拒食症だったのだと思います。 ――半年間、水とヨーグルトだけの生活は辛くなかったのでしょうか? 【大橋ミチ子】 辛かったです。ある日、コンビニの前を通ると揚げ物の匂いがしました。気がづいたら肉まんを買っていて、泣きながら食べていました。そのことがきっかけとなり、養成所を辞めました。そこから半年間で25キロ太りました。 ――段々と体重が増加していくなか、どのように感じていましたか? 【大橋ミチ子】 当時は、太っている自分を受け入れられずにいました。人と一緒にご飯を食べに行くことが嫌で、できるだけ人との付き合いを避けていました。久しぶりに友達と会った時には、特に何も言われなかったのですが、会った瞬間に太ったことに触れてはいけないような空気を感じました。それに「健康には気をつけてね」とよく言われるようになりました。 ――太った方に対しては必ずといっていいほど健康を心配する声が起きますが、どう受け止めていますか? 【大橋ミチ子】 太っていても、痩せていても、病気になることはあると思います。私自身、健康には気を使っているので、年に4回ほど、血液検査などを含めた健康診断を行います。最後に血液検査を行った際は、どこも数値に異常はなく、健康だと言われました。これからも健康には気を付けていきたいと思っています。