箱根駅伝 駒大・伊藤蒼唯「かなり自信をつけて臨むことができそう」 希望は9区「裏のエース区間で勝負したい」
来年1月2、3日の第101回箱根駅伝に向け、2年ぶり9度目の総合優勝を目指す駒大が13日、オンラインで取材会を行った。第99回大会6区区間賞、前回欠場の伊藤蒼唯(3年)は「昨年度走れなかった悔しさを晴らすレースがしたい」とリベンジを誓った。 昨年度は全日本大学駅伝の後にインフルエンザを発症した影響もあって欠場。6区で同期の帰山侑大(3年)の付き添いを務め、「その時の悔しさを一日も忘れたことはない」と箱根への思いを強めた。今季は10月の出雲駅伝で4区区間3位。11月の全日本大学駅伝では日本人トップとなる区間2位で8人抜きを見せ、「今年度駅伝2本走って攻めの走りができていた。かなり自信をつけて箱根に臨むことができそう」と巻き返す展開に手応えを得た。 希望区間は9区。「裏のエース区間で勝負したい」といい、「ここまで体調不良なくきている。昨年度と違って練習を継続できているので調子は上がってきている。箱根駅伝当日は絶好調で迎えることができる」と2度目の箱根路を見据えた。