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三島町唯一のガソリンスタンド 公設民営で再開へ(福島県)

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テレビユー福島

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奥会津・三島町で唯一のガソリンスタンドは今年5月で営業を終了しました。全国石油商業組合連合会によると、三島町は東北では初めて「ガソリンスタンドのない」市町村となりましたが、町は存続させる方針を打ち出しました。そのワケとは…。   14日開会した三島町の9月定例議会。矢澤源成町長がある議案を提出し、提案理由を説明しました。   矢澤源成町長「本条例では町が給油施設を設置するための設置条例を提案し、最終日には給油施設の指定管理者の指定について、追加提案する予定です」   その目的は、町で唯一となるガソリンスタンドの再開です。   矢澤町長「高齢化率が高いと、あるいは豪雪地帯だと、もし災害なんかあった時はどうしようもないと公設民営化するということでございます」   三島町には、1軒のガソリンスタンドがありましたが、今年5月で営業を終了していました。スタンドはこれまで住民の車をはじめ、町や県の公用車、冬場には、除雪車の燃料補給や住民への灯油の配達なども担ってきました。となりの柳津町にある最寄りのガソリンスタンドまでは10キロ以上。三島町は豪雪地帯にあり、少子高齢化も進んでいて、住民からは冬を前に、不安の声が上がっていました。   住民「これから冬になるので、灯油とかも他の町のスタンドさんとかに頼まなくちゃいけないので不便ですね」   コンビニ経営の男性「今は、会津若松の市場に行った際の帰りとか、ついでの時に入れる様な形を取っておりますけども、近くに無いもんですから。ちょっとその辺は不安っていう部分はものすごくあります」  町は、こうした声を受けガソリンスタンドの再開に向けて14日の町議会に1100万円の補正予算案と関連する条例案を提出しました。町は、すでにある施設を譲り受け、町内の民間企業に運営を委託する「公設民営」の形で再開させる方針です。  矢澤町長「一刻も早くガソリンスタンドを開設(再開)して、住民の不安を解消したいという風に考えています」   ガソリンスタンド再開に向けた補正予算案を含む議案は15日の議会で可決される見通しです。  全国石油商業組合連合会によりますと、過疎地のガソリンスタンドは補助金なども活用していますが、いま近くの市町村で安い値段で入れられることや後継者不足などで存続が難しくなっています。さらに、新型コロナによる消費の落ち込みも打撃となっているということです。