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【ドラフト回顧・2002年】和田毅、木佐貫洋ら“松坂世代”の逸材が大挙プロ入り

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今年もまた、ドラフト会議が近付いてきた。1965年秋からスタートし、今年で56回目。制度をさまざまに変えながら歴史を紡いできた。ここでは2019年のドラフト会議まで、1年ごとに振り返っていく。

高校生No.1左腕はヤクルトへ

 1998年夏の甲子園で春夏連覇を果たした横浜高のエース・松坂大輔がドラフト1位で西武に入団してから4年が経過。“松坂世代”の大学生がドラフトイヤーを迎えることになった。1球団2人=24人の自由獲得枠で全部埋まってしまうのでは、という予測もあったほどの大豊作年。実際は12人で落ち着いたが、全員が大学生だった。  早大のエースとして春秋連覇を達成し、東京六大学最多の476奪三振という大記録を和田毅は、自由獲得枠でダイエー入り。4年前にオリックスの1位指名を受けるも、入団を拒否した新垣渚(九州共立大)は、同じく自由獲得枠で意中だったダイエー入りを決めた。  東都リーグで20本塁打をマークした村田修一(日大)も自由獲得枠で横浜へ。ただ、横浜は多田野数人(立大)の獲得を直前で断念する誤算。土居龍太郎(法大)に切り替えて自由獲得枠を2つ埋めた。日大からは館山昌平が3巡目でヤクルトに入団。また、東京六大学リーグで2年春に史上最速で三冠王に輝いた後藤武敏(法大)は、西武で再び松坂とチームメートになった。  木佐貫洋(亜大)、久保裕也(東海大)の両右腕はそれぞれ自由獲得枠で巨人に入団。久保は残り少ない“松坂世代”として今季も現役を続けている。 【2002年ドラフト12球団1位】 オリックス 加藤大輔(神奈川大/投手) 横浜 村田修一(日大/内野手) 日本ハム 尾崎匡哉(報徳学園高/内野手) 広島 永川勝浩(亜大/投手) ロッテ 西岡剛(大阪桐蔭高/内野手) 阪神 杉山直久(龍谷大/投手) ダイエー 和田毅(早大/投手) 中日 森岡良介(明徳義塾高/内野手) 近鉄 坂口智隆(神戸国際大付高/外野手) ヤクルト 高井雄平(東北高/投手) 西武 長田秀一郎(慶大/投手) 巨人 木佐貫洋(亜大/投手)  高校生の注目選手は150キロ左腕の高井雄平(東北高)だった。自由獲得枠を使わない球団の争奪戦と見られたが結局、参戦したのはヤクルト、近鉄の2球団。ヤクルトの若松勉監督が当たりクジを引いた。高井はプロでは打者に転向して大成している。西岡剛(大阪桐蔭高)はロッテ1巡目で入団すると、その後はメジャーへ行き、帰国後は阪神へ。今季はBCリーグの栃木でプレーしている。  NPBを経ずに海を渡り、マリナーズなどで通算16勝をマークした鈴木誠(前ロイヤルズ)はオリックスから2巡目指名を受けて入団。しかし5勝と振るわず、わずか2シーズンで退団している。 写真=BBM

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