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誰もがなる「白内障」、まずどんな症状が出るの?

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老化現象のひとつであり、早い人では40歳代から、そして70歳代では約50%、80歳代ではほとんどの人に見られる白内障。予防法や最新の治療法を知っておいてソンはなし! 今回は、白内障が一体どんな病気なのか原因や初期症状、治療法を日本眼科学会専門医ビッセン宮島弘子先生に聞いた。

◆どんな病気?◆

「白内障は、加齢に伴い誰にでも起こりうる目の病気です。まぶしい、視界がかすむ、暗いところでものが見えづらい、目が疲れるなどの症状があり、徐々に見え方が悪化。進行すると目の瞳孔部分が白く変化します」 白くなるのは眼球の水晶体。水晶体とは、直径約9mm、厚さ約4mmの透明かつ柔軟性のある目の中のレンズのこと。おもにタンパク質と水分でできており、この水晶体のタンパク質が変性して、濁りが生じるのが白内障です。濁りが増えると視界にかすみがかかったようになり、症状が悪化すると焦点が合わなくなる。

◆なぜなるの?◆

なぜ水晶体は白く濁るのだろう? 「水晶体の中央には、古い細胞が集まって形成される“核”という密度の濃い部分があります。この核を中心に、長い時間をかけて水晶体が硬くなっていくのに伴って酸素や栄養が届きにくくなり、タンパク質が変性してしまいます。これが、老化を原因とする加齢性白内障です」(ビッセン先生) 【白内障の3つのタイプ】 白内障のタイプには「皮質白内障」「核白内障」「後嚢下(こうのうか)白内障」があり、 濁りが生じる部位が異なる。 《皮質白内障》 水晶体の皮質部分の外側から、くさび状に濁りが生じる。 症状/まぶしい、暗いところで見づらい、ものが二重に見える 《核白内障》 水晶体中央の核から濁ってくる。 症状/一時的に近くがよく見えることがある。暗いところでものが見えにくくなる 《後嚢下白内障》 水晶体の硝子体に面している後嚢側の皮質から濁ってくる。 症状/進行が早い、視力が急激に低下、ものが二重に見える 【白内障の症状チェック】 ●暗いところでものが見えづらい ●目がかすむ ●ものがぼやけて見える ●細かい字が読みにくい ●疲れ目が治らない ●ギラギラとまぶしく見える 人は普段、左右の目からの情報を頭の中で統合して見ているため、視野に異常があっても脳で修正されて気づくのが遅くなることも。ほかの目の病気のチェックも兼ね、2~3カ月に一度は歪んで見える部分や暗く見える部分、視野の欠ける部分がないか、目がかすまないかなど、片方ずつ見え方をチェックしよう。

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