核兵器廃絶を訴える高校生平和大使や１万人署名活動を伝えるカレンダーが完成しました。 【写真】2025年高校生平和大使カレンダーが完成

NCC長崎文化放送

今年８月、スイス・ジュネーブの国連欧州本部軍縮部を訪問し、核廃絶を求める９万６４２８筆の目録などを提出した第２７代高校生平和大使。「高校生平和カレンダー」は、東日本大震災の被災地支援や平和教育に活用してもらおうと２０１２年から毎年発行していて、１４回目です。 来年のカレンダーでは、ノルウェー・オスロのノーベル平和センターでのワークショップや国連欧州本部訪問、高校生１万人署名活動の様子などを掲載しています。表紙には「祝ノーベル平和賞受賞日本被団協高校生平和大使も貢献」との文字が記されています。 高校生平和大使派遣委員会・平野伸人代表（７７）： 「高校生平和大使の存在感が増してきているジュネーブ、オスロを中心にですね。今回のノーベル賞の受賞は被爆者団体と極端に若い世代が共同作業で広島・長崎から核兵器廃絶を訴えるというコンビネーションが評価されていると伺っている。平和大使は大きな影響力があるのではないか」 来年１月から再来年３月まで１５カ月のカレンダーで、合わせて１万部を被災地や長崎市内の小中学校などに配ります。