「ファンも続投を望んでいる」 久保建英が所属するレアル・ソシエダ指揮官、契約延長間近か?「影響力を大いに評価」
サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、契約更新に近づいているようだ。スペインメディア『fichajes.net』が、現地時間13日に報じている。イマノル監督の現行契約は、今シーズンまでとなっており、今後の動向に関心が集まっている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 今季のソシエダは、主力を担っていたMFミケル・メリーノやDFロビン・ル・ノルマンが引き抜かれたことで、シーズン序盤は大苦戦。それでも徐々に調子を取り戻し、現在は公式戦5連勝中で、ラ・リーガでは6位に位置し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では12位につけている。 見事にチームを建て直した指揮官の去就について、ソシエダのミケル・ウバレチェナ副会長は、「イマノルは、ラ・レアルの一部であり、彼には非常に満足している。彼もソシエダの一部であり、クラブに残るのが理にかなっている。自らが続投することを望んでおり、それは近づいている。イマノルに関して、疑問は一切ない」と言及していたが、契約更新が目前に迫っているという。 同メディアは、「レアル・ソシエダ、イマノル・アルグアシルの契約更新交渉へ」と題した記事を掲載。記事では「ソシエダをスペインとヨーロッパの両方で競争力のあるチームに変えた男、イマノル・アルグアシルは、バスクのクラブとの関係継続に近づいている」と報じた。 続けて「クラブのスポーツ管理部門は、結果だけでなく、ソシエダのアイデンティティとのつながりにより、イマノルの影響力を大いに評価している。若い選手から最大限の能力を引き出す彼の能力と、クラブの哲学に対する深い知識により、彼は長期的なプロジェクトを率いるのに理想的な人物となっている」と記し「イマノルの将来は、ソシエダの将来とリンクしているようだ。監督とクラブ間の相互信頼は明らかであり、ファンも彼の続投を望んでいる」と伝えている。久保やマルティン・スビメンディ、アンデル・バレネチェアなど若手選手の才能を開花させてきたイマノル監督は来季も指揮を執ることになりそうだ。
フットボールチャンネル編集部