ロ朝首脳会談説の東方経済フォーラム 韓国は現地公館関係者が出席か
【ソウル聯合ニュース】韓国政府はロシア極東ウラジオストクで10~13日に開催される国際会議「東方経済フォーラム」に、昨年と同様に現地公館の関係者を派遣する見通しであることが7日、分かった。同フォーラムに合わせ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)がウラジオストクを訪問し、ロシアのプーチン大統領と会談する可能性があると報じられている。一方、韓国は現在のロシアとの関係を踏まえると、閣僚・次官級以上の高官をフォーラムに送るのは難しいと判断したもようだ。 東方経済フォーラムが初めて開催された2015年、韓国政府は産業通商資源部長官を代表として派遣し、16年には当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領、17年は文在寅(ムン・ジェイン)大統領がそれぞれ出席して演説した。その後も首相や副首相、閣僚らが出席した。 だが22年にロシアがウクライナを侵攻すると、韓国も対ロシア制裁に賛同。同年の東方経済フォーラムには格を下げて在ロシア韓国大使館と在ウラジオストク韓国総領事館の関係者を出席させた。今年も昨年と同クラスの代表団を派遣するとみられる。 昨年のフォーラムには約60カ国・地域の政府代表団が参加した。国軍がクーデターで権力を握ったミャンマーからは軍政トップのミンアウンフライン総司令官が出席し、ロシアへの急接近が注目された。
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