『ウィッチャー3 ワイルドハント』のビジュアルを大幅に改善するMODが登場し話題に
2022年に新世代機向けアップデートが配信された『ウィッチャー3 ワイルドハント』だが、今回、本作のビジュアルを大幅に強化するMODが登場した。 「ウィッチャー3 ワイルドハント」画像・動画ギャラリー MOD開発者のHalkHoganが、「The Witcher 3 HD Reworked Project: Next Gen Edition」をNexusModsでリリースした。「ゲームのビジュアルを最高レベルに引き上げつつ、真の新世代機の傑作へと高めた」MODだという。テクスチャ、モデル、素材などに手直しが加えられており、こうした変更点は「数千にも及ぶ」とのことだ。 「すべて細部にまでこだわって丁寧に作られています」と概要には記載されている。「ゲームをより詳細かつリアルに一貫させ、『ウィッチャー』の汚れた世界をできる限り忠実に再現することを目指したものです。かつてないほどに美しい冒険を体験してみてください」 PC版のユーザーであれば誰でもこのMODをダウンロードでき、パフォーマンスへの影響も「わずか」だという。「ゲームはMOD導入前と同じように動作するはずです。Ultra+テクスチャでプレイする場合は、必要なビデオカードのメモリ容量が高くなります」 2015年に発売された『ウィッチャー3 ワイルドハント』は、そのファンタジーオープンワールド、考え抜かれたストーリー、膨大なクエストによって、CD PROJEKT REDの名を世に知らしめた作品だ。今年5月にはPC向けに公式MODエディター「REDkit」がリリースされ、本作をさらに進化させることが可能になった。 これにより、ゲラルトの行動にさらなる影響を与えるモラルシステムや評判システムを加えるMODのほか、魔女にもなれる本格的なキャラクタークリエイターのMODなどが登場している。 こうしたMODのおかげで『ウィッチャー3 ワイルドハント』はさらに活気づいているが、CD PROJEKTは今後登場予定の「ウィッチャー」関連プロジェクトの数々に力を注いでいる。新たな主人公が登場する「ウィッチャー」本編第4作(開発コード名「Polaris」)は先日、本格的なプロダクション段階に突入。また、The Molasses Floodが手がける「ウィッチャー」のスピンオフ作品「Sirius」は、RPGファン以外にとっても魅力的な作品となるマルチプレイゲームになる予定だ。さらに、Fool's Theoryも初代『ウィッチャー』のリメイクをUnreal Engine 5で開発している。 画像:Halk Hogan PL開発「The Witcher 3 HD Reworked Project NextGen Edition」(NexusModsより)
Ryan Dinsdale