「ようやく出荷」栽培から6年…“富士山レモン”を収穫 ブランド化目指す 山梨
YBS山梨放送
峡南地域をレモンの産地にしようという取り組みです。その名も「富士山レモン」といいまして、きょうは市川三郷町の畑で収穫作業が行われました。 【写真を見る】「ようやく出荷」栽培から6年…“富士山レモン”を収穫 ブランド化目指す 山梨 レモンの収穫が行われたのは市川三郷町大塚の窪田正彦さんの畑です。6年前から栽培をはじめ、今年ようやく、本格的な収穫を迎えました。 生産するのは「璃の香」という種類の大玉のレモンで、皮が薄くて果汁が多く、酸味がまろやかなのが特徴です。峡南地域では「富士山レモン」の名前でブランド化を目指しています。 レモンは寒さに弱いため、冬の間は木に布を巻くなど山梨での栽培には苦労があったといいます。こうした中、去年130個ほどだった収穫量は今年、およそ1500個にまで増え、7年越しでの本格出荷にこぎつけました。 レモン農家 窪田正彦さん 「冬を超すのが大変。畑によってはほとんど枯れてしまった所もある。ようやく出荷できる感じ。『レモンの丘』や『富士山レモン』とPRをしながら、生産者と一緒に販売ルートを開拓したい」 収穫された富士山レモンは町内の直売所に並ぶほか、飲食店に提供されるということです。