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巨人・若林晃弘内野手 何でもできる貴重な存在/ドラフト下位入団選手の今

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 内外野を守れスイッチヒッターで、代走やパンチ力を期待されての代打起用もある。若林晃弘はその万能ぶりで、原辰徳監督の柔軟な起用に応えている。 立浪和義コラム「巨人はなぜ強いのか」  1972~81年に大洋でプレーし外野手登録だった父・憲一さんも内外野を守る両打ちだった。父譲りの器用さを武器に、桐蔭学園高-法大-JX-ENEOSと、アマチュア球界のエリート街道を生き抜き、2017年ドラフト6位で巨人に入団。父の夢を継いだ。  1年目は出番に恵まれなかったが、2年目の昨季は交流戦が分岐点となった。6月7日のロッテ戦(東京ドーム)の4回に貴重な同点弾となるプロ1号2ラン。史上7組目の「親子弾」で勢いに乗ると、交流戦は一時首位打者に躍り出るなど打率.333、2本塁打、8打点、5盗塁と活躍。シーズン終盤まで好調を維持できず、出番は減ったが、チームがポジションの固定ができないでいる二塁でツメあとを残した。  今季は開幕一軍を逃すも、二軍で5本塁打を放つなどして8月4日に一軍昇格。翌5日の阪神戦(甲子園)で「一番・右翼」で初先発し、3回に藤浪晋太郎から決勝の中前適時打をマーク。「基本に忠実にセンター返し。大振りにならずに、ツイスト気味の意識で打つようにしています」と試行錯誤してきた打撃で見せ場を作った。  首位を独走し、チーム内競争も激しい巨人では9月17日時点で先発起用は11試合と少ないが、積極的な選手起用が光る原巨人において、何でもできる若林は貴重な存在といえる。「(攻守で)安定感をもっと出せるようにしたい」と若林。下位入団からレギュラーへの“大出世”の挑戦は続く。 写真=BBM

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