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【シンガポール】陸運大手、タクシーで医薬品配達サービス

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NNA

 シンガポールの陸運大手コンフォートデルグロは2日、自社タクシーを使った医薬品の配達サービスを開始すると発表した。新型コロナウイルスの影響で乗客が急減しているタクシーを有効活用する取り組みの一環。医薬品のサプライチェーン事業を手掛ける地場ALPSとの提携を通じて実施する。  新サービスでは、薬を継続的に服用しているものの、コロナ禍で通院が難しい既往症患者に必須医薬品を届ける。国内全ての公営病院からの配達に対応する。  4月下旬に開始した、自社タクシーを使って飲食店の料理を宅配するサービス「コンフォート・デリバリー」の一環となる。サービス利用を希望する公営病院が、コンフォート・デリバリーのサイト上で患者ごとにアカウントを登録し、「医薬品」を選択すると配達を依頼できるようにする。  配達料は最初の3キロメートルまでが6.50Sドル(約500円)。その後は距離に応じて加算する。料理宅配サービスは運転手が飲食店から直接料金を受け取るが、医薬品配達はコンフォートが公営病院から徴収した料金を運転手の口座に振り込む仕組みにした。  ALPSは、公営病院の運営会社ナショナル・ヘルスケア・グループ(NHG)、シンガポール国立大学病院(NUH)を運営する国立大学医療システム(NUHS)、公営医療グループであるシングヘルスの3社が設立した企業。公営病院のサプライチェーン事業を担当している。  コンフォートはこのほか、4月中旬にシンガポールのネット通販大手ラザダ・グループ傘下で食品・日用品通販サイトを運営するレッドマートと提携すると発表。コンフォートのタクシーを使ってレッドマートの注文品を配達するサービスを提供している。

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