大分市の名物「あたみ温泉」68年の歴史に幕…12月に閉店へ 存続を求め600人以上の署名集まる
一方で、営業を続けてほしいと常連客などが中心となって存続を求める署名活動も始まっています。 1カ月ほどですでに600人以上の署名が集まっているそうです。 ◆あたみ温泉店主 榎本末子さん 「申し訳ないなーと思っている。ありがたいのと申し訳なさ」 68年間、たくさんの人の心と身体を温めてきたあたみ温泉。 12月でその歴史に幕を閉じるかもしれませんが、常連客やファンの思いは最後まで熱いままのようです。
こうした「あたみ温泉」のような 一般公衆浴場いわゆる銭湯は、全国各地で年々減少しています。 国の調査によりますと、1997年には、全国でおよそ9500か所ありましたが、2024年3月の時点で2847か所まで減少しています。 県内でも1997年には、248か所ありましたが、2024年3月の時点で、126か所とほぼ半減しています。 減少の要因は、施設の老朽化や燃料費の高騰や利用客の減少などがあるということです。 地域の交流の場や日本の文化でもある銭湯。 おんせん県の地元としては今後ともその火が消えないように応援していきたいですね。
テレビ大分