【プロレス】潮崎が取材拒否の中嶋に「何をしたいのかわからない」
プロレス団体NOAHの中嶋勝彦がシングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2020」を制覇。NOAH11・22横浜武道館大会で潮崎豪のGHCヘビー級王座への挑戦が決まった。しかし、10・11大阪以降は取材を頑なに拒否。その波紋が徐々に広がりつつある。
NOAHのシングルリーグ戦「N-1 VICTORY 2020」は、中嶋勝彦の優勝で幕を閉じた。10・11エディオンアリーナ大阪大会の同優勝決定戦では、NOAHの未来を担う24歳の清宮海斗を右ハイキック、顔面蹴り上げ、ダイヤモンドボムという大技攻勢で撃破。今年8月に潮崎豪との名タッグチーム「AXIZ」を裏切り、反骨集団「金剛」入りを果たしたが、その行動が間違いでなかったことを結果で証明した。 11・22横浜武道館では団体最高峰王座のGHCヘビー級選手権に挑戦決定。金剛に入って覚醒した中嶋が常々「出戻りチャンピオン」と揶揄している元パートナーの潮崎とついに決着をつける時がやってきたのだ。 週刊プロレスではN-1初優勝記念単独インタビューをNOAHに打診。AXIZを裏切って金剛に入った真意、激闘の連続だったN-1の振り返り、優勝決定戦で清宮相手に圧勝した要因、そして、潮崎戦に対する思い…中嶋に聞きたいことはいくらでもあった。 しかし、NOAHを通して中嶋から返ってきた答えは「リング上で言ったことがすべて」。インタビューは拒否されてしまった。 NOAH10・24長岡大会で中嶋は潮崎と前哨戦で激突。試合のところどころではスカす場面もあったが、最終的には激しくやり合った。N-1優勝後初めて公の場に姿を現したこの日、何かしらの言葉を発する期待もあったのだが、やはりノーコメント…。 無言を決め込んだN-1覇者に対し、潮崎は「中嶋勝彦、取材も受けない。正直、オレは何をしたいのかわからない。ノーコメントで何も言わないんだったら、そのままでいいよ。でも、このGHCには届かないぞ」と宣言。NOAHの次なる大会は10・28後楽園ホール。中嶋は何かしらのメッセージを発するのか。
週刊プロレス編集部