自治会員同士で共助へ 安否確認ドアノブハンガーを使った防災訓練
自治会への加入率低下が深刻化し、災害時の住民同士の共助体制の必要性が高まる中、岐阜市では自治会ごとに安否通知のドアノブハンガーを使った防災訓練を始めました。 災害時の安否通知ドアノブハンガーは自治会員の安否確認を迅速に行うため自宅玄関などに「無事」、または「救助求む」のドアノブハンガーをかけて救助・支援の必要性の有無を示すものです。 訓練に先立ち、岐阜市加納鉄砲町三丁目自治会長の篠田馨さんが「予測できない自然災害はいつ起きるかわからない。訓練を通して緊急事態に備えてほしい」と挨拶しました。 訓練は地震が発生した想定で行われ、迅速な共助体制を確認するため自治会役員や防災分団員らが参加し、各班長が安否通知ドアノブハンガーが掛けられている家を一軒一軒確認して自治会長に安否状況を報告しました。 今後、自治会では安否通知ドアノブハンガーの普及を推進していきたいとしています。