「粘り強く結束力高めて」 21世紀枠県推薦校 福井・大野表彰 センバツ /福井
来春の第97回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)で、福井県の21世紀枠県推薦校に選ばれた県立大野高(同県大野市)の表彰式が2日、同校で行われた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 大野高は堅い守りと勝負強さで今秋の県大会で3位。北信越大会では準々決勝で、4強入りした高岡第一に敗れたものの延長戦に持ち込む粘り強さを見せた。地域の観光地でゴミ拾いをするなど観光資源保全に努めていることも評価された。 表彰式には福田浩之教頭らが出席。県高野連の竹本俊穂会長から表彰状を受け取った森田凱士(かいじ)主将(2年)は「冬場のトレーニングに粘り強く取り組みチームの結束力を高めていきたい」と語った。 21世紀枠は13日に北信越を含む全国9地区の候補校が発表され、来年1月24日の選考委員会で出場校2校が決まる。【萱原健一】