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伝統の素囃子、映像に 「杵望会」収録、今月中に公開

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北國新聞社

 長唄・素囃子(すばやし)「杵望会(きほうかい)」は2日、金沢市の主計(かずえ)町(まち)検番で演目の映像の収録に臨み、13人が金沢が誇る伝統芸を格調高く響かせた。市の「芸術文化振興緊急奨励金」を用いており、今月中に一般財団法人県芸術文化協会のホームページ上に公開する。

 収録は舞台の下も使い、間隔を保って行われた。披露した「元禄花見踊(げんろくはなみおどり)」は、今年中止となった「いしかわ・金沢 風と緑の楽都(がくと)音楽祭」(北國新聞社特別協力)で演奏を予定していた華やかな曲で、若手芸妓(げいこ)も精進の成果を示した。

 杵望会を主宰する杵屋喜(き)三以満(さいま)(望月太満(たま))さんは「若い方にも素囃子に興味を持っていただき、生の演奏をお届けできる日がきてほしい」と話した。

 奨励金は、新たにインターネットでの動画配信やホームページ作成などに取り組む芸術文化団体やグループに最大50万円を支給している。県芸術文化協会の加盟団体や構成団体のうち、市内に事務所があり、新型コロナウイルスの影響で主催・共催の公演などを中止した団体が対象となる。

 申し込みの締め切りは31日となる。詳細は市や県芸術文化協会のホームページで確認できる。

北國新聞社