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河井議員夫妻を逮捕へ、黒川氏問題による検察側の“意地”も? 元検事「現場の“真相解明”への意識が高まった面も」

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ABEMA TIMES

 検察当局は18日、自民党を離党した河井克行前法務大臣と妻の案里参議院議員について、公職選挙法違反の疑いで逮捕状を請求した。 【映像】広島県知事選の裏金問題を追求する案里県会議員(2006年当時)  検察が詰めの捜査を進めていたのが、票の取りまとめを依頼するため、河井夫妻自身が地元議員らに総額2000万円以上を配ったとされる買収疑惑。河井夫妻の自宅から押収された資料からは、地元議員ら約100人の名前と2000万円以上を配るリストがあったことが、関係者への取材でわかっている。共同通信によると、検察当局の事情聴取に100人の大半は現金の受け取りを認めているという。

 国会が閉会した翌日に逮捕へ動いたことについて、元東京地検特捜部の検事で弁護士の落合洋司氏は「捜査自体は進展していたようなので、国会の閉会を待ってすぐにも着手するという体制にあったのではないか」との見方を示す。  今日は東京都知事選の告示日でもあるが、この日に強行するのは検察の本気度の表れなのか。この点については、「通常、政治的なイベントがある日にぶつけはしないが、あまり日がないということと、自民党が特定の候補を推薦している状況ではないので特段問題ないだろうということで動いたのだと思う」と推察。

 また、克行氏の前法務大臣という立場との関連については、「前法務大臣であるかないかということよりも、国会議員なり候補者自ら現金を渡しての買収行為ということを重大視したとみている」と指摘した。  この前には、前東京高検検事長の黒川弘務氏の定年延長(後の賭け麻雀問題で辞任)をめぐり、政権と検察の“近さ”を指摘する声もあがっていたが、今回の逮捕は検察側の意地でもあるのか。落合氏は「現場の“真相を解明しないといけない”という意識が、黒川さんの問題によってさらに強くなった面はあると思う」とした。 (ABEMA/『けやきヒルズ』より)

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