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7年半も放置された「数学の証明」…大天才が戦って得た栄冠

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SmartFLASH

 京都大学は4月3日、同大・数理解析研究所の望月新一教授(51)による「ABC予想」を証明する論文が、数学専門誌に掲載されると発表した。これまで35年間、誰も証明できなかった超難問が、ついに解かれた、歴史的快挙だ。 【写真あり】今回認められた、500ページにも及ぶ実際の論文  だが、この論文を望月教授が発表したのは2012年8月。つまり、査読を経て「誤りがない」と認められるまで、7年半もかかったのだ。なぜこれほど長期化したのか。  ひとつは、望月教授が10年以上の歳月をかけて構築した、「ABC予想」を証明する際に軸となる「IUT理論」が、あまりに革新的な内容だからだ。望月教授自身、「『IUT理論』を理解するのには、専門家でも “半年弱程度の努力” が必要だ」と認めている。  さらに、論文への無理解、批判もあったようだ。2020年1月には、望月教授が自身のブログで、論文が実質 “放置” されており、「海外の数学界の(中略)妨害活動」が存在するとまで訴えていたのだ。  天才数学者は異例の戦いを長期間続けて、この栄冠をついに勝ち取った。まさに、あっぱれ! 写真・朝日新聞 (週刊FLASH 2020年4月21日号)

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