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ロバート山本「男だろ」と注意して反省…娘の誕生を機に考えたことは?

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エムオンプレス

山本さんが芸人として、パパとして、気づきを綴る本連載。第86回は、子どもにジェンダーやセクシュアリティをどう教えるかについて。息子くんに対して、自分も他者も尊重できる人間に育ってほしいと願う山本さん。そのために、親にできることとは? 【詳細】ロバート山本さんの画像 ■色々な年齢・性別の子との共同生活が子どもを成長させる 8月に娘が生まれ、我が家は4人家族になりました。 これまで一人っ子だった息子。保育園では年下の子とも遊んであげているみたいですが、妹に嫉妬して、赤ちゃん返りすることもあるかもしれません。 自分より小さい存在を受け入れて、どんな風に「お兄ちゃん」になっていくのか、楽しみです。 息子が通っている保育園では、年上の子とグループを組んで、公園に遊びに行くことがあるようです。 お兄ちゃんやお姉ちゃんがいない子でも、年上の子と一緒に遊ぶことで、自分より大きい子に見守ってもらえる安心感を覚えられますよね。逆に、年下の子を率いる立場になったときは、「しっかりしなきゃ」っていう責任感が生まれると思います。 保育園ではさらに、遊びの時間に男の子と女の子でペアを組ませたり、男女混合でグループを組ませたりして、いつも同じ子とばかり一緒にならないよう工夫をしてくれています。 保育園や幼稚園は、子どもにとって社会経験の場。性別や性格の違いを言葉で教えるのは難しいですが、色々な子と接する中で、他者との違いを学べるのはいいなって思います。 ■女の子に対する息子の意識 僕は兄と2人兄弟なので、子どもの頃は男っぽい遊びしかしていませんでした。キャッチボールしたり、相撲したり……。幼稚園でも、女の子と遊んだ記憶はほとんどありません。 いま3歳の息子は、性別の違いについてどこまで理解しているんだろう。はっきりしたところはわかりませんが、男の子と遊んでいるときと、女の子と遊んでいるときでは、表情や行動が全然違うように見えます。 男の子と遊んでいるときは、すぐにふざけたがり、手足をめちゃくちゃに動かしてタコのようになっています(笑)。でも、女の子と遊んでいるときは「僕、どうすればいいかわからない」みたいな表情になって、急におとなしくなるんです。 よくよく思い返してみると、僕も子どもの頃、向かいの家に住んでいた1個上の女の子と遊ぶときは、どうすればいいかわからなくてモジモジしていました。 ままごとをしていて「あなた、ごはんよ」なんてお皿に載ったお菓子を渡されるけど、気恥ずかしいし、なんて答えればいいのかわからなかった。お菓子の袋を開けて、黙ってモグモグ頬張っていましたね(笑)。 ■子どものアイデンティティを尊重する ユネスコが発行している「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」では、2~3歳からジェンダーやセクシュアリティについて子どもに教えることが推奨されています。 日本では、思春期になって初めてそういったことを教わりますが、幼い頃から、各家庭で少しずつ教えていくことが大切なんじゃないかと思います。 いまは、ジェンダーやセクシュアリティの違い、体の大切な部分をやさしく教えてくれる絵本なども、たくさん出ていますから。 僕も普段、息子に対して「男だから負けるな」「男だろ、泣かずにがんばれ」なんて言ってしまうことがありますが、「男だからこうしなきゃいけない」というルールはありません。口に出してしまった後に、「いまのは良くなかったな」と反省することが多々あります。 いまは暴れん坊で乗り物が大好きな息子ですが、もう少し大きくなってから、性格や興味の対象が変わる可能性はゼロじゃありません。 ジェンダーやセクシュアリティの話に限りませんが、子どもが「自分は他の人とどこか違うな」と気づいたとき、親に相談できるかどうかは、親の普段の言動にかかってくると思います。 子どもを苦しめないためにも、「いつでも相談していいんだよ」「アイデンティティを尊重するよ」という空気づくりをしていきたいですね。

エムオン・エンタテインメント

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