トヨタの勝田貴元は総合5位で最終日へ 2年ぶり母国表彰台かかるが無理はせず「チームにいい結果を残す」
◇23日 世界ラリー選手権最終戦ラリージャパン第3日(SS10~16、愛知県豊田市、岐阜県恵那市など) トヨタの勝田貴元は総合5位で最終日に臨むことになった。4位で3日目に臨み、この日3本目のステージだったSS11で3位に浮上したが、その後はペースを上げることができずに順位を落とした。 「プッシュできなかった。あるセクションはフィーリングがいいのに、バンピーなところでタイムを失った」と振り返り、「この状況は良くも悪くもないっていうような感じ。もちろん諦めるつもりはない。いい走りをしたい」と前を向いた。
今季からポイントシステムが改正され、日曜日の走りに大きな配分を置いた「スーパーサンデー」が導入され、最終日までしっかり走りきることが重要視されている。従来通りに最終日の最終ステージはパワーステージで、SS上位タイムの選手にボーナスポイントが与えられる。
「あしたが今季最後の日。自分のベストを尽くしてチームにいい結果を残したい」。トヨタはマニュファクチャラーズ争いで首位のヒョンデを15点差で追いかける立場。2年ぶりの表彰台もかかるが、まずは堅実な走りでポイントの取りこぼしだけは避ける。
中日スポーツ