吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文4)親が子に「もうおまえ勘当や」みたいなつもり
「在京5社、在阪5社のテレビは吉本の株主」という発言は事実か
BLOGOS:BLOGOS編集部の島村と申します。会社主導の記者会見を主催するに絡んで、在京5社、在阪5社のテレビは吉本の株主やから大丈夫やからという発言があったということなんですけれども、こちらは事実でしょうか。また、その内容の意味について教えていただければと思います。 岡本:この件に関しましては弊社法務の小林が認識をしておりますので、小林のほうからご説明させていただければと思います。 小林:小林と申します。その面談、私が同席しておりましたので私からご説明させていただきます。7月12日の面談だったと思います。先方の弁護士さん2名と亮さんと宮迫さんと。こちらは弊社側の顧問弁護士2名と私とで面談をしていました。その中で会見の話になりまして、亮さんから会見を生中継したいんだという話がございました。それに対して吉本は、東阪各局が株主さまでいらっしゃる、生中継するとしてもどういった時間帯にするのかといったことは配慮しなきゃいけないですよと、そういった説明を弊社の弁護士のほうから先方弁護士にしたということがございました。それが事実でございます。 笠井:よろしいでしょうか。それではほかの質問ございますか。じゃあ2番目の2列目のカメラ席のところにいらっしゃる方。真ん中の。
吉本のイベントを問題企業が後援していたという話は事実か
ITmedia:すいません、ITmediaの後藤と申します。ちょっと宮迫さんの会見の中で出てきたお話の中で、今回、入江さんの主催されたイベントを、もともと吉本興業のイベントで後援していた人のところに直営業に行ってしまったというふうな話があって、もともと吉本を通したスポンサーといいますか、吉本さんの出演される企業に問題の企業、一部ではCARISERAと呼ばれてますけど、このエステサロンがスポンサーで付いたというのは事実でしょうか。 岡本:すいません、それにつきましては事実ではありません、その話のことに関しましてはですね。ちょっと読み上げをさせていただきます。当該イベントは吉本興業の制作ではなく、都内のイベント会社が主催したものでありました。吉本はイベント会社の依頼を受け、タレントを派遣いたしました。入江くんが中心となっていろんなタレントさんが出演するイベントです。そのイベントをしていたスポンサーの1つが今回問題となっている特殊詐欺集団のフロント企業だったということです。 一方で、吉本としましては全ての取引先の反社チェックを行っておりますので、当該イベントを主催したイベント会社が反社でないことは確認しておりましたが、結果としましてはその先まではチェックをしておりました。そういう意味ではこの判断が甘かったという面は否めないと思っております。そのこともありまして、そのことを含めて減俸の処分ということも併せております。 ただ、実はこの件も発覚したところから調査を続けておりまして、今、警察にも相談をしており、暴追センターのほうにもご相談をさせていただいているというものです。たぶん、一方で宮迫くんとかが参加したのは、これが2014年なんですけれども、2013年にタイトルの違う入江くんのイベントを開催しております。それは吉本の主催で行いまして、当然、反社チェックと、スポンサーさんも含めて行っておりまして、それについてはもちろん問題がないということです。ただ、この2014年のイベントというのは2回目を、入江くんがイベントやりたいということに対して、前年赤字でもありましたので、会社としては主催をすることはできないということで、そのイベントがなくなりました。入江くんがやるという内容は変わらないんですけれども、主催者等は変わったイベントになっております。 その1回目のところはたぶん宮迫さんくんも出演をしておりましたので、ちょっとどういう話のどうかというのは分かりませんけれども、弊社としましてはこういう形で。ただ、その先の先までチェックしきれてなかったということに関しましては非常に反省をしないといけないものですから、会社として完璧を目指していくということを旨としておりますので、警察にも相談しながらも処分の対象の1つとして行っております。以上です。