ブラジル大統領、脳出血で緊急手術 経過は良好
[サンパウロ 10日 ロイター] - ブラジルのルラ大統領(79)は10日、脳出血が見つかったことを受け、緊急手術を受けた。主治医によると、手術は成功し、大統領は話をしたり食事をするなど、経過は良好という。 今後48時間集中治療室(ICU)にとどまり、全てが順調に進めば来週初めにも首都ブラジリアに戻る。 大統領報道官によると、ルラ大統領は9日に頭痛を訴えた。地元の病院の検査で脳出血が見つかったため、手術のためサンパウロの病院に移送された。 ルラ氏は10月下旬に自宅で転倒し、後頭部を負傷したことを受け、ここ数カ月は外遊などを控えていた。