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マセラティがF1技術も使った新設計V6ツインターボエンジンを発表 最高出力は630ps

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伊マセラティは7月1日、100%自社製となる新型V6ツインターボガソリンエンジン「ネットゥーノ」を発表した。 【写真をもっと見る(11枚)】 ネットゥーノとは、ブランドロゴのトライデント(三叉槍)を持った海神ネプチューンを意味するもの。マセラティの本拠モデナ工場で生産されるこのユニットは、3.0Lの排気量を持つバンク角90度のV型6気筒で、スーパーカー向けエンジンのオイル循環機構であるドライサンプ方式を採用。82mm×88mmのショートストローク設計により、7,500rpmという高回転域で630psの最高出力を発揮する。積極的に踏み込んでいきたくなるマセラティらしいエンジンに仕上がっていると期待できそうだ。210馬力/Lという怪力は、さすがターボユニット。730Nmの最大トルクを3000rpmから発生するから、現代のエンジンらしい扱いやすさも兼ね備えていることが想像できる。 プレチャンバー燃焼システムに代表されるF1マシンのテクノロジーが積極的にフィードバックされていることもネットゥーノの特徴。センター電極と従来の燃焼室の間には、公道向け車両のパワーユニットとして初めてプレチャンバー燃焼室が設けられ、熱効率を高めている。また、プレチャンバー燃焼が苦手とする低負荷領域ではラテラルスパークプラグと呼ばれるもう一つのスパークプラグが稼働することで、ロードカーに必須の柔軟性を確保。さらに、エンジン回転に応じて直噴とポート噴射を使い分けることで、エミッションや燃費の改善も達成している。 ネットゥーノが最初に搭載されるのは開発中のスーパースポーツ「MC20」となる予定。同車は設計から製造まですべての工程がモデナで行われる「メイド・イン・モデナ」がアピールポイントの新世代マセラティだ。心臓にあたるネットゥーノにもモデナオリジンが求められたのは当然の流れなのだ。 MC20はマセラティの歴史を表現したというエレガントなデザインを纏い、9月9日、10日にモデナで開催されるイベントでローンチされる予定だから楽しみに待ちたい。

株式会社カービュー

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