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男子大学生が謎の豹変…“ワケあり廃村”でキャンプした4人組の末路

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文春オンライン

行方不明になった男が、故郷を廃村に追い込んだ…旧住人が語った“戦慄の記憶” から続く 【写真】この記事の写真を見る(8枚)  京都・蓮久寺の三木大雲住職のもとには、助けを求める人が絶えない。ポルターガイストに悩まされている、人形をお祓いしてほしい、さまよう霊を供養成仏させてほしい……。そんな実話や自身の体験など、現代の怪談、奇譚の数々を収めた 『 続々・怪談和尚の京都怪奇譚 』 (文春文庫)より、背筋も凍る「廃村マニア」を特別公開。人里離れた“曰く付きの廃村”にやってきた4人の男子大学生。そこで彼らを待ち受けていたのは――。(全2回の2回目/ 前編から続く ) ◆ ◆ ◆  村の入り口付近には、街灯が一つだけポツンと立っていました。  4人で村へと続く道を見ると、街灯の明かりが薄暗く届いて、荒廃した数軒の家が、不気味に浮かび上がっていました。普段は心霊的なものを信じない僕らでしたが、お年寄りから聞いた話もあり、さすがにこの時は怖いと感じました。 「さて、今日は暗いからテントを張って、晩ご飯を作ろう」  僕がそう声を上げると、 「よし、それじゃあ荷物を降ろそう」 「そうしよう」  と恐怖をかき消すように、皆で明るい声で言い合いました。

なぜか単独行動を取り始めた仲間

「いや、僕は夜の廃屋の写真が撮りたいから奥まで行ってくる」  明るい空気を破るかのように、青木君が急にそう言い出したのです。なぜだか青木君を止められる雰囲気ではなく、そのまま黙りこんでいると、青木君は、黙って車からカメラだけを取り出すと、さっさと村の中に続く道を進み出しました。  一緒に行こうかと声をかけましたが、それを拒否して、一人で道を進んで行ってしまいました。  普段の青木君は、おとなしく、柔和な性格で、みんなとの和を優先するタイプで、こんな風に単独行動を取る人ではなかったので、残された僕たち3人は驚いていました。  それでも気を取り直して、早くテントを張ろうと、車から食べ物やその他必要な物を下ろし始めました。  どうせ人なんか来ないので、村の入り口の道の真ん中にテントを張り、簡易テーブルにコンロなどを設置して、レトルト物の食事を用意していた頃に、青木君が帰ってきました。 「おう、青木、良い写真撮れたか」  そう1人が声をかけると、その時も黙って頷くだけでした。  みんなで食事をしながら、青木君に色々と話を振りましたが、ほとんどしゃべらずに、食事を終えると「先に寝る」とだけ言い、テントの中に入って行きました。

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