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大分県内初の新型コロナ関連倒産 温泉旅館「山水館」を運営していたリバーサイドホテル山水が破産申請

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帝国データバンク

 (有)リバーサイドホテル山水(TDB企業コード:830158340、資本金850万円、大分県日田市川原町3-23、代表松尾久司氏)は、5月15日に大分地裁日田支部へ自己破産を申請した。  申請代理人は柿木大弁護士(大分県日田市田島2-1-20、弁護士法人おおいた市民総合法律事務所日田事務所、電話0973-25-5445)。  当社は、1951年(昭和26年)8月に創業、77年(昭和52年)10月に法人改組した。筑後川を本流とする「三隈川」沿いに立地した温泉旅館「山水館」の運営や付随して飲食・物販事業を行っていた。三隈川を一望できる客室のほか、屋形船で食事や鵜飼いのショーを楽しめるプランが特徴で、露天風呂を併設した大浴場も有し、2015年9月期は年収入高約1億9200万円を計上した。  しかし、2016年4月に発生した熊本地震の影響で宿泊者数が減少。近年はインバウンドの受け入れに注力していたものの、2019年9月期の年収入高は約1億4000万円までダウン。この間、赤字計上が頻発していたほか、2018年3月には本店不動産に日田市からの差し押さえを受けるなど、資金繰りはひっ迫していた。加えて、新型コロナウイルスの影響で売り上げが急激に落ち込み、4月中旬には休業を余儀なくされるなど、事業継続の目処も立たないことから今回の事態となった。  負債は2019年9月期末時点で約9億3000万円。  なお、大分県内では新型コロナウイルス関連倒産は初めて。九州・沖縄地区では計14件となった。