5年ぶり天皇杯制覇にも浮かれない…FW大迫勇也「次に切り替えないと」次戦は中2日でACLE
[11.23 天皇杯決勝 G大阪 0-1 神戸 国立] 取材エリアを通るヴィッセル神戸の選手たちの表情に浮かれる様子は一切なかった。「次に切り替えないといけない」。FW大迫勇也の言葉がすべてだった。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 クラブ初タイトル獲得となった5年前の天皇杯から5年。進化を続けるクラブは、初のリーグ連覇目前とい状況にある。またAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の戦いでも、現在グループEASTの首位。“アジアの常勝軍団”への階段を着実に上っている。 そんな神戸の次の試合は、26日にホームで戦うACLEのセントラルコースト(豪州)戦。そこから中3日で敵地で行うJ1柏戦と大事な戦いが次々とやってくる。“全タイトル”の奪取を狙う神戸にとっては、通過点でしかないのだ。 怪我のために欠場していた大迫にとっては3試合ぶりとなる試合出場だった。それもあって「怪我をしていたのでコンディションは良くなかった。調整的には難しかった」という。 それでも「スタメンで出るからには責任感を持ってプレーできた」と振り返ると、「個人的にはやっと体が慣れてきたなという感じだったので、また次が楽しみです」とニヤリとして会場をあとにした。