「もしも」いつでもどこでもワープできるようになったら? 妄想をシミュレートする女子高生の漫画にわくわく
誰もが一度は夢見る「どこにでもワープできる世界」について女の子2人が考える漫画が面白いです。自分だけがワープできるヒーロー設定ではなく、今の世界に新しい技術として誕生したら……? 【画像】漫画を全部読む 学校に着いてから家に忘れ物をしたことに気づいた女の子・芽衣は、科学雑誌を読む賢い女の子・杏(あん)に「好きな所にワープ出来る機械作ってよー」と必死の形相でお願いします。そこで杏は、彼女のために「どこにでも移動が可能になった世界」をPCでシミュレートして、一緒にヘッドセットをつけて体験します。 移動が楽になる夢のような世界……のはずでしたが、2人が目にしたのは、廃墟のようになった高級マンションや、打ち捨てられた車の数々。どこからでも通勤できるようになって都心に住むことのステータスがなくなり、暖かい時期は北海道、寒い時期は沖縄に人が集まるようになったようです。家屋も急ごしらえ感がすごい。 そして一番の問題は、全てのセキュリティが無意味になったこと……! 世界に「安全な場所」という概念が消滅した――と語る杏は、外敵に対してできることは「侵入されたらすぐ倒す」ことだと言い、どこかで地雷の爆発音が鳴るのでした。確かに考えてみたらこの世界恐ろしすぎる……。 作者は、Twitterユーザーの柚ちえこさん。同漫画は『妄想科学同好会(1)』というタイトルで、今後、また別の「もしも」な世界を想像する2人のお話が描かれるかもしれません。他にもさまざまな創作漫画が作者のTwitterとpixivで公開されています。 ) 画像提供:柚ちえこ(@yuzu_chieko)さん
ねとらぼ