<ライオンの隠れ家>ドラマPに聞く第10話 祥吾&洸人&ライオンのシーンに注目 向井理は「最大限の祥吾を演じてくださいました」
俳優の柳楽優弥さん主演の連続ドラマ「ライオンの隠れ家」(TBS系、金曜午後10時)の第10話が、12月13日に放送される。見どころや撮影の舞台裏について、松本友香プロデューサーに聞いた。 【写真特集】怖すぎると話題の“祥吾”向井理 目の演技が話題に
ドラマは、洸人(柳楽さん)と自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰さん)が、「ライオン」と名乗る謎の少年(佐藤大空君)と出会い、ある事件に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。脚本は完全オリジナルで「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)や「おっさんずラブ」シリーズ(テレビ朝日系)を手掛けた徳尾浩司さんと、連続ドラマデビュー作となる一戸慶乃さんが共同で担当する。
◇第10話の見どころ
祥吾(向井理さん)と洸人とライオン、3人のシーンに10話はご注目いただきたいです。そのシーンではお芝居の中でライオンが転ぶ可能性もあったため、肘と膝にプロテクターをつけ、アクション指導さんに支えられ、プチアクションシーンデビューをしました。
心情的には山場のシーンだったのですが、大空くんは柳楽さんや向井さんの動きの確認も興味津々に見ていたり、お二方の熱演に感化されとてもすてきな表情をしていたり、良いシーンが撮れたと思います。
また10話は、柚留木(岡山天音さん)回でもあります。柚留木のことは、脚本チーム・監督ともちゃんと向き合って最後まで描き切りたいと願っていた人物なので、柚留木への思いが詰まっていますし、表現が難しい役にもかかわらず、それを丁寧にすてきに演じてくださった岡山さんに期待して見ていただけたら幸いです。
◇第9話の撮影裏話
先週、9話はちょっとビターな回と表現しましたが、ちょっとどころじゃないというご意見を多くいただき、申し訳ございません……という気持ちです!
私たちスタッフも撮影の中で、ペンションから小森家に戻ってきた安堵はありつつ、やっぱり洸人と美路人がライオンとシーンを交えない回なので、物語とシンクロして寂しさもあり、忍耐力が必要な回でした。