キングスの新人タイリース・ハリバートン。ドラフト後に憧れのレジェンドから祝福され「夢が叶ったよ」
11月18日(日本時間19日、日付は以下同)に行なわれたドラフトで、60人のスター候補生がNBAチームから指名され、世界最高のプロバスケットボールリーグでプレーできるチャンスを掴んだ。 【画像】「特別な祝福を送りたい」マジックから“リトル・マジック”ハリバートンへ祝福のメッセージ! 新型コロナウイルスの影響により、今年はバーチャルで行なわれたこともあり、家族や友人あるいは大学のコーチも同席し、ドラフト指名直後のインタビューでは涙を流した選手もいた。 そんななか、サクラメント・キングスは1巡目12位で“リトルマジック”ことタイリース・ハリバートンを指名。196センチ・79キロのガードは、アイオワ州大2年時に平均36.7分、15.2点、5.9リバウンド、6.5アシスト、2.5スティールをマーク。 フィールドゴール50.4%。3ポイント41.9%(平均2.4本成功)と高い成功率を誇るハリバートンのニックネームの由来となったのは、ロサンゼルス・レイカーズのレジェンドでスーパースターのアービン“マジック”ジョンソン。マジックが現役を引退してから24年も経過しているのだが、3ポイントを放つ時に右肩あたりで丁寧にボールをセットしている点に両者の共通点が見てとれる。 ハリバートンがドラフト指名されると、そのマジックが「“リトルマジック”ことサクラメント・キングスのタイリース・ハリバートンには特別な祝福を送りたい。僕のファンでいてくれてありがとうと父親に伝えてくれよ!」とツイート。 するとハリバートンが憧れのアイドルへ「えっ、マジック? マジック・ジョンソンからツイート? ありがとうございます。できるならあなたと直接会って話をして、その知恵を拝借したいです! 大好きです!」と興奮を隠せない様子でリアクションしていた。 キングスにはディアロン・フォックスというスコアリングガードがおり、バディ・ヒールド、ボグダン・ボグダノビッチ(制限付きフリーエージェント)、コリー・ジョセフと主力級の選手がいるのだが、ヒールドにはトレードの噂があり、ボグダノビッチも移籍する可能性があるだけに、ハリバートンはローテーション入りすることが期待されている。