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近本、サンズが好調&先発陣も安定感抜群! 戦力整備された阪神が後半戦に牙をむく

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虎が牙を研ぎ、その時を待っている。1強の巨人に対抗できるチームは……現在3位の阪神ではないか。後半の巻き返しに備え、攻守で整備され始めた。

近本の打撃が復調

 主役がはっきりと決まってきた。「得点チャンスを作る選手」「それをかえす選手」そして「奪った得点を守り切る投手」だ。開幕してから6月の10試合で打率1割台に低迷していた近本光司。一番打者に戻ってから、内野手の間、外野手の間を鋭く抜く打撃が戻り、8月は月間リーグ最多の38安打で打率.352、出塁率.397。得点も26試合で21得点と本来の姿に戻った。

 その近本を「ホームにかえす男」がサンズだ。7月の打率.321でチャンスに強い打撃を見せ始めた。8月の打点が21で得点圏打率.478と高い成績をたたき出した。現在は四番に座り、大山悠輔をはさみ、8月の得点圏打率.310(打率.245)のボーアの両外国人で相手投手にプレッシャーを与えることができる打線になってきた。

「得点を守る男たち」の先発陣も整備されてきた。調整不足から開幕先発ローテ入りを逃した高橋遥人が復帰。3試合で2勝1敗も22イニングで2失点という安定感。平均投球回も7.33回と今後チームをけん引していきそうだ。ほかの先発陣も軒並み試合を作れている。平均投球回は西勇輝が6.94、秋山拓巳が6.07、青柳晃洋5.73、ガルシアも5.77と安定。ここに藤浪晋太郎が6.33の数字を残しており、先発6人すべてが5回以上を投げるという安定した試合運びができ始めている。  改善点を挙げるとすれば2点。1つ目は、昨年までの売りだった中継ぎ・抑え陣の勝利の方程式で、抑えのスアレスにつなぐまでが不安定なこと。2つ目は対巨人戦。ここまで2勝8敗でチーム打率が.185、総得点が20。1試合平均2点しか奪えていない。巨人での借金「6」が現在の「貯金1」で3位の位置に甘んじている要因だ。中継ぎ・抑えと巨人戦での戦い方次第では、残り60試合を切った中で、究極の“倍返し”が実現できる。 写真=BBM

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