ボクシング年間表彰発表。 最優秀は井上尚弥と多田悦子が受賞
JBC(一般財団法人日本ボクシングコミッション)、JPBA(日本プロボクシング協会)、運動記者クラブ・ボクシング分科会によって毎年選考・選出される『2020年 年間表彰選手』が28日、発表された。男子の最優秀選手は3年連続4度目の井上尚弥(27歳=大橋)。女子の最優秀選手には11年ぶり2度目となる多田悦子(39歳=真正)が選ばれた。なお、今回は新型コロナウイルスの影響により、授賞式は行われない。 【写真】聖地ラスベガスのリングで、マロニーを7回KOした井上尚弥 Photo/Getty Images 各賞受賞者、ならびに受賞コメントは以下のとおり。
【プロ男子の部】 ☆最優秀選手賞 WBAスーパー・IBF世界バンタム級チャンピオン 井上尚弥(大橋) ※3年連続4度目の受賞 「すごく嬉しく思います。今年に関しては井岡(一翔)選手が獲ってもおかしくないと思っていたので。あの試合は本当に素晴らしかったし、年末でインパクトもあったので。今年は1試合しかできなかったけれど、ラスベガスという大きな舞台で、メインでできたことも評価されたのかなと思います」
☆技能賞 WBO世界スーパーフライ級チャンピオン 井岡一翔(31歳=Ambition) ※2年連続2度目の受賞 「まずはじめに、このような難しい時期に試合ができたことを、関係者の皆様、スポンサーの方々、応援してくださるファンの方々に深く感謝申し上げます。また、その試合を年間最高試合、技能賞として評価していただきまして、大変嬉しく思っておりますし、また、励みになります。今年もさらなる高みを目指して精進して参りますので、応援よろしくお願いいたします」
☆殊勲賞 WBO世界フライ級チャンピオン 中谷潤人(22歳=M.T) ※初受賞 「この度は殊勲賞をいただきき嬉しく思います! ありがとうございます! さらに飛躍できるようこれからも目標に向けて頑張って参ります!」
☆努力・敢闘賞 OPBF東洋太平洋ライトフライ級チャンピオン 堀川謙一(40歳=三迫) ※初受賞 「努力・敢闘賞に選んでいただきありがとうございます。努力を続けることも簡単ではなく、会長はじめジムの仲間に励まされ努力できたと感じています。いただいた名誉を汚さぬよう、努力を忘れず生きていきたいと思います」