正直なところ、こんなに値上がりするとは思ってなかった1980年代の国産スポーツ車×5選
ニッサン スカイラインGT-R[BNR32]
●生産期間:1989年8月~1994年12月 ●新車時価格:430.5万円~529万円 ●中古車の価格帯:420万円~2100万円 “ハコスカ”そして”ケンメリ”時代からじつに16年ぶりの復活となったスカイライン”GT-R”。1990年~1993年にかけて、全日本ツーリングカー選手権において26戦全勝を成し遂げた偉業は、もはや伝説。まさに勝つための復活劇だ。チューニングカーのベース車両としても、搭載されるRB26DETTエンジンを含め、別格の存在といえた本モデル。日本車の基本性能やチューニングシーンのレベルを格段に押し上げた、立役者であるともいえる。 ほんの10年ほど前には、過走行/修復歴ありの個体であれば100万円以下も珍しくなかったR32のGT-R。海外での人気もあり、いまや最安値でも400万円~、最高価格の個体はなんと2000万円オーバーという現状に、ただただ驚くばかりだ。
────────── ●文:松村 透(月刊自家用車編集部) ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。※価格帯の値は車両本体価格です。中古車価格については、2024年9月時点での中古車相場をもとに掲載しています(大手中古車サイトを用いた編集部調べ)。新車当時価格は、デビュー時などある時点でのカタログをベースとするなどした、参考値です。
月刊自家用車編集部