災害時に備えたい【防災コスメ3選】心と体を守るためにできることとは?
災害はいつどこで起こるか分からないからこそ、普段から用意しておきたいのが防災グッズ。そこに加えておきたい「防災コスメ」とはどんなもの? 非常時でも、これさえあれば安心できる最低限のアイテムについて考えてみました。 〈画像で見る〉もしもの時に備えておきたい「防災グッズ&コスメ」
教えてくれたのは…
NPO法人ママプラグ 冨川万美さん 東日本大震災の母子支援を機に、子連れや家族のための防災を啓発するためにNPO法人ママプラグ設立に携わる。被災体験を元にした「アクティブ防災」を、セミナーやイベントなどを通じて提唱している。
災害時に「防災コスメ」は必要? 【命を守る備え】【生活を守る備え】二つの基準で考えて
被災したときのことを想像して、まず大事なのは身の安全を確保して命を守ること。その後に、どうやって生活を取り戻していくのかを考えながら防災コスメをチョイスして。 「防災グッズは【命を守る備え】と【生活を守る備え】に大別されます。たとえば食料や水、防寒具などサバイバル要素が強いのが【命を守る備え】。一方、衛生用品や携帯電話用のバッテリーなどは【生活を守る備え】です。防災コスメについては【生活を守る備え】として考えてみましょう。避難時は、普段の生活ができないことでストレスを感じるもの。コスメもそうですがストレスを軽減できる『好きなものに囲まれている』状況をつくるものを用意しておくことも、災害に備える考え方のひとつです」(冨川さん)
衛生面&メンタル面で避難生活が変わる。ぜひ備えておきたい防災コスメ
「災害時はメイクもスキンケアもままならず、マスクをつけっぱなしで過ごすことも多くなります。『時間が経って落ち着いてから鏡を見たとき、肌がボロボロですごく落ちこんだ』という被災者の体験談もありました。避難生活といっても、できるだけ日常使いしているコスメを使い続ける方法を考えてみては」(冨川さん)
1.水がなくても、メイクを落とせる【クレンジングシート】
水道が止まったときやお風呂に入れないときでも、顔だけはさっぱりさせたいもの。いざという時のために、シートタイプのクレンジングを常備しておくのがおすすめ。 Koh Gen Do クレンジングシート 10枚入り ¥712 洗い流し不要のクレンジングウォーターを、肌にやさしい100%オーガニックコットンに含浸。厚手で大判サイズのシートのため、顔から首まわり、ボディにまで使える。