オリックス・育成1位の今坂幸暉、「走攻守3拍子がそろっているところと華のあるプレーを」 背番号は「051」
◇29日 オリックス新人選手入団発表(大阪市のホテル) 育成ドラフト1位・今坂幸暉(ともき)内野手(18)=大阪学院大高=は「小さい頃からの夢でもあったプロ野球選手になれるんだなという実感がすごく湧いてます。(オリックスには)日本を代表するような選手が多いですし、3連覇したということで、とても強いチームというイメージはあります。(持ち味は)走攻守3拍子がそろっているところと観客を魅了する華のあるプレーを見ていただきたいと思います」と抱負を語った。支度金は300万円、年俸は240万円(金額はいずれも推定)。背番号は「051」に決まった。 今坂は山口県下関市出身で178センチ、82キロの右投げ左打ち。50メートル走は5・8秒で遠投115メートル。大阪学院大高で今春「大阪2強」と呼ばれる履正社、大阪桐蔭を次々と破って春の大阪王者となった。今夏は初戦(2回戦)で同志社香里に1―2と惜敗し、甲子園出場の目標を果たせなかった。 担当の谷口悦司スカウトに「走塁に自信を持っており、常に先の塁を狙う姿勢が魅力。打撃では初球からしっかりと自分のスイングができ、守備では球際の強さもある。走攻・すべてにおいて大きな成長に期待が持てる好素材」と評価される左打ちのスラッガーだ。
中日スポーツ