7度目のCL制覇を目指すリバプール! 今季はわずかに1敗、昨季&4年前のリベンジへ
28日、今シーズンのヨーロッパ最強クラブが決定するUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝が行われる。 【動画】7度目のCL制覇へ! リバプールの今季の戦いぶりを振り返る パリのスタッド・ドゥ・フランスで行われる今回の決勝。2017-18シーズンと同じリバプールvsレアル・マドリーというカードとなった。 4年ぶりの再戦。当時はマドリーが3-1で勝利を収めてビッグイヤーを獲得。リバプールは翌シーズンにも決勝へと駒を進め、トッテナムを2-0で下してビッグイヤーを掲げていた。 決戦を前に、両クラブの今シーズンのCLでの戦いぶりを振り返る。まずはリバプールだ。 ◆6連勝でGSを突破 今シーズンのCLではグループBに入ったリバプール。アトレティコ・マドリー、ポルト、ミランと各国の強豪クラブと同居し、非常に厳しいグループステージになると予想された。 初戦は久々にCLに出場してきたミラン。リバプールは開始早々にオウンゴールで先制するも、前半のうちに2失点を喫して逆転を許してしまう。 しかし、後半開始早々にモハメド・サラーのゴールで追いつくと、ジョーダン・ヘンダーソンのゴールで逆転。初戦から逆転勝利を収めた。 2戦目のポルト戦ではアウェイながら5ゴールを奪う大勝劇を見せると、3戦目のアトレティコ戦では再び撃ち合いに。前半を2-2で終えると、終盤にサラーがPKを決めて勝ち越し。3連勝を飾った。 折り返したアトレティコ戦は2-0で快勝するとポルト戦も2-0で勝利。最終節のミラン戦は1-2で逆転勝利を収め、グループステージ6連勝を達成。今大会ではアヤックスとバイエルンとリバプールの3チームが達成した。
◆一転して決勝トーナメントは苦戦
ラウンド16の相手はインテル。アウェイでの1stレグは堅い守備に苦しみながらも、終盤のロベルト・フィルミノ、サラーのゴールで0-2と先勝。しかし、ホームでは0-1で敗れ、追い込まれる展開となった。 準々決勝はベンフィカとの対戦に。1stレグをアウェイで1-3と快勝した中、ホームでの2ndレグは思わぬ撃ち合いに。3-3という展開となったが、1stレグのリードを生かして勝ち上がった。 準決勝ではビジャレアルと対戦。バイエルンを下した相手との試合は苦戦すると見られたが、ホームでの1stレグで2-0と快勝。アウェイでの2ndレグは前半で2失点を喫し、敗退がよぎる中、後半に3ゴールを奪って2-5で勝利を収め、決勝へと駒を進めた。 今大会では先手を奪っても追いつかれる形や、先手を奪われても追いつく形など、勝負強さを見せており、敗戦はインテル戦のみ。非常に良い状態で決勝まで駒を進めたと言えるだろう。
◆マドリーには直近で敗戦
4年ぶりに決勝で相見えた両者だが、リバプールはマドリー相手に連敗中だ。 2020-21シーズンのCLでは準々決勝で対戦している両者。1stレグでマドリーが3-1と先勝すると、2ndレグは0-0のゴールレスドロー。マドリーが準決勝に進んだが、後に王者となったチェルシーに敗れていた。 それ以来の再戦となる中、ユルゲン・クロップ監督にとってはCLで3度目の対戦に。2度負けていることからも、今回はしっかりと勝って、2度目のビッグイヤーを掲げたいところだ。
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