「確実なものがない」横田早紀江さん 支援者との集会で心境吐露…救う会会長は「米朝首脳会談が最後のチャンス」
12月12日、都内で開かれた支援者との集会に出席したのは、北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの母・早紀江さん。 ■愛娘を突然奪われて47年…横田早紀江さんが明かした胸中 “最重要課題”のはずも「長い間何も見えていない」 【横田早紀江さん】 「めぐみはいるんだという具体的な写真とか、何らかの、確実にそうだなというものがないということが、ものすごくつらい」 拉致から47年が経ち、60歳になった娘の状況が全く分からない現状について、こう心境を吐露しました。 この集会で、救う会の西岡力会長は「北朝鮮の関心は石破首相が就任した日本ではなく、過去に2度、首脳会談を行ったトランプ氏が大統領に就任するアメリカへと寄せられている」と指摘。 【救う会 西岡力 会長】 「(米朝)首脳会談が起きる可能性は十分あると思っている。そのときが、早紀江さんたちが元気な間に訪れる最後のチャンスではないか。米朝で何か大きなことが動いたら、そのときに置き去りにされないように。置き去りにされたら、もうおしまい」 米朝首脳会談が行われることになった際、トランプ次期大統領に拉致問題に言及してもらうよう、日本政府がアメリカ側に働きかけを行うことが重要との認識を示しています。
NST新潟総合テレビ