【阪神】岡田彰布監督、神宮は不思議「なんか、よく飛ぶよ。振れてるのもあるか」「才木はビーズリーとちゃう」一問一答
◆JERAセ・リーグ ヤクルト0―6阪神(7日・神宮) 阪神が今季3度目の5連勝で、首位と2・5ゲーム差をキープした。今季最多タイの貯金8。ヤクルト戦は13勝8敗とし、2年連続の勝ち越しが決まった。初回に先頭の近本の左前打と中野の犠打で1死二塁をつくり、森下が先制二塁打。4試合連続打点とすると、大山が中前適時打で続いた。さらに佐藤輝が左越えに2戦連発とする13号2ラン。一挙4点をリードした。先発の才木は6回110球、8安打無失点の粘り強い投球で自己最多を更新する12勝目。2回に1死満塁を切り抜けると、3回から6回まで得点圏に走者を背負いながら、スコアボードに0を並べた。 【写真】2戦連発の佐藤輝、豪快なスイング 以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答 岡田監督まとめ ―才木はよく粘った 「変化球甘かったんやな。2回は、特にな。ストレートも低めにいけばな。ちょっとなんか上ずるよな。なんかな」 ―中盤は直球で押し込むフライアウトも増えた 「ボールの力はあるよ、そらあ」 ―ピンチをつくっても得点を許さないのも才木らしさ 「まあな。もう5回で代えてもええけど、ビーズリーとちゃうからのう、才木は。ええ? そんなもん5回で代えて勝ち投手じゃ、これはそんなんじゃアカンからな。まあな、100(球)超してたけどな、もう1回な、ちょうどええ打順(中軸)のとこやったからな。あと1回な、頑張れ言うたよ」 ―そういう立場になった年に規定投球回に到達 「もう達したんか。まあ、そんなんは別に意識はしてないと思うけど。まあそら、勝ち頭やからな、おーん。まだそういう意味では(最多勝の)チャンスあるからな、分からへんから、最後までな。なんぼや、12(勝)になったんか」 ―打線は前夜の勢いのまま初回につながった 「なあ。初回(高橋は)悪かったけどな、2回、3回くらいから立ち直ったからな。なかなか、これはもう追加点取れんなと思ったけど。球数多かったからな、結局5回までになったからな。まあ、4点は大きいよ。2点ぐらいやったら、向こうも作戦また違う。4点なったら打つだけなるからな、結局はな」 ―佐藤輝も貴重な2ラン 「初回な、本当にあれやな、つながるというか。そんなんいつもいつも、毎回毎回あないしてつながらへんけどな。今日なんか、ほんと少ないチャンスでな。あそこでやっぱり4点、2点で終わるのと、次の2ランいうのは大きいよな、やっぱりな、4点になると」 ―力みなく、楽に振っているように見える 「いやいや、練習の時からものすごい(風が)フォローというか、ここ飛ぶやろ、ボール。大山なんか、全然引っ張ってないやん。なんか知らんけど、俺も分からんけど。まあ、風もええかも分からんけど、なんかよくボール飛ぶよ。昨日から思ってたけどな、フリーバッティングの時から」 ―振れているということでは 「いや、それは分からん(笑い)。まあ、振れてるのもあるかも分からんけどな。ちゃんと、ええポイントで打ってるから、やっぱり飛ぶというのもあるしな」 ―大山はセンター中心に打ち返せている 「そうや。ずっと自然というかな、逆らわんと打ってるということやろ。練習の時からそういう感じで打ってるもんな、右の方に」 ―連勝よりも一戦一戦 「うん。また明日で甲子園に帰るし、明日な、ええ形で勝てればいい」
報知新聞社