宮里美香、6バーディーで8位浮上「コースマネジメントのメリハリがうまくできた」／国内女子ゴルフ
日本女子オープン選手権第2日（27日、茨城・大利根CC西C＝6845ヤード、パー72）女子ゴルファー日本一を決める大会。首位に5打差の11位から出た15歳のアマチュア、岩永杏奈（大阪桐蔭高1年）が5バーディー、2ボギーの69で回り、通算5アンダーの4位に上昇した。同じ大阪桐蔭高出身で昨年女王の山下美夢有（23）＝加賀電子＝が68と伸ばし、通算8アンダーで単独トップ。史上初のグランドスラム（国内メジャー全制覇）を目指す申ジエ（36）＝韓国、笠りつ子（36）＝京セラ＝が通算6アンダーで2位につけた。 日米3勝で34歳の宮里美香が68と伸ばし、37位から8位にジャンプアップ。6バーディーを奪い「もう十分。コースマネジメントのメリハリがうまくできた」と笑顔だった。大会過去2勝で、ツアー初優勝だった2010年は同じ大利根CCで東コースが舞台だった。史上7人目の〝ママさんV〟での東西制覇へ、「マイペースで少しずつスコアを伸ばせたらいい」と力を込めた。 ■前日の65から10打落とした75で回り、首位から5位に後退した古江彩佳 「ダメダメ。全然フェアウエーをキープできていないし、ショットもほとんど曲がっていた」 ■通算3アンダーで8位につけ、国内メジャー2連勝を目指す竹田麗央 「昨日はパットがあまり決まらなかったが、今日は2～3メートルのパーパットがいくつか入った。明日は4つは伸ばしたい」
