Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

【プレイバック】横浜FCユース、初のプレミアに王手

配信

高校サッカードットコム

大会開催の延期が相次ぐが、サッカーの炎は絶やすな! 過去の熱線をプレイバック! 【2019.12.13 2019年 高円宮杯U-18サッカーリーグプレミアリーグプレーオフ 1回戦 岡山学芸館 vs 横浜FCユース】 【フォトギャラリー】岡山学芸館 vs 横浜FCユース  横浜FCユースが初のプレミアリーグ昇格に向け、一歩前進した。  16チームが4つの昇格枠を巡って、しのぎを削るU-18高円宮杯プレミアリーグプレーオフ。12月13日に行われたDブロックの1回戦で横浜FCは中国王者の岡山学芸館と対戦した。  試合は序盤から横浜FCのペース。「天然芝なのでパススピードが上がらなかった」と小野信義監督は自嘲気味に振り返ったが、4-3-3のアンカーに入る小倉陽太が起点となり、テンポ良くパスを繋いでいく。インサイドハーフの中川敦瑛と奥村周太も上手く絡み、ボールを前線に運んだ。なかなか決定機を作れていなかったものの、35分にCKの流れから右サイドを打開。最後はニアサイドでFW佐々木翔がヘディングで先制ゴールを決め、前半は1-0で折り返した。  迎えた後半も攻勢を仕掛けると、開始早々の49分に奥村がゴール前で突破を図ると、粘って右足でゴールを陥れた。以降も危なげなく試合を進め、78分に小林佑煕の右CKから決定機。ニアサイドに飛び込んだ佐々木が再び頭で合わせて3-0とした。さらに85分にも佐々木が相手の背後を突いて抜け出すと、絶妙なループシュートでハットトリックを達成。終わってみれば4-0の快勝で、13日の2回戦(昇格決定戦)に進出した。  プレミアリーグ初昇格に王手を掛けた横浜FC。ただ、振り返ると、簡単ではないシーズンだった。斉藤光毅が飛び級でトップチームに加わったため、攻撃の核が不在。3年生が少ない世代でもあり、スタメンの大半が下級生になることも珍しくなかった。  そうした状況の中でも地道に積み上げ、プリンスリーグ関東復帰1年目のシーズンを3位でフィニッシュ。プレミアリーグプレーオフに初参戦できるまでにチーム力は向上したが、その成長を語る上で欠かせないのが斉藤の存在だ。  「スーパーエリートだけど、(ゴールを奪いながら)泥臭くやるので選手たちにいい影響があった」と小野監督が話す通り、彼の活躍が選手たちの刺激になった。この試合でハットトリックを決めた佐々木もその一人。小学校6年生からの付き合いである斉藤に触発され、サッカーに対する取り組み方が大きく変わった。下級生時に見せていた独りよがりなプレーが影を潜め、今ではチームを牽引。「斉藤頼りのチームとは言われたくないし、いなくても勝てるようにしたい」と言えるまでに成長を遂げた。  佐々木以外の選手も斉藤に触発されており、高い意識でプレーできるようになった点がチームをより強くさせたのは間違いない。  悲願の初昇格まであと1勝。斉藤頼みのチームではないことを証明するためにも、富山一戦は負けられない。

【関連記事】