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「フリーズ・ニューヨーク」がビューイング・ルームを設立。AR体験も可能

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美術手帖

 新型コロナウイルスの拡散で開催が中止されたニューヨークのアートフェア「フリーズ・ニューヨーク」。その影響を受け、同フェアがオンライン・ビューイング・ルーム を設立した。  5月8日~15日に一般公開される(6日、7日はVIPプレビュー)このビューイング・ルームには、200以上のギャラリーによるバーチャルスペースが集結。新進アーティストからベテランアーティストまで、様々な作品をアーティスト、価格、メディア、ギャラリー、セクションごとに検索して鑑賞することができる。  また、AR(拡張現実)技術を駆使し、絵画や写真などの作品を自宅の壁に沿って仮想的に見ることができるのが、このビューイング・ルームの大きな特徴だ。ヴィデオ・アートやナラティヴ・アートなどのコンテンツもオンラインで視聴することができる。  リアルなアートフェアでよく見られるキュレーションプログラムも、今回のビューイング・ルームに導入。20世紀の主要アーティストの作品を個展形式で紹介する「Spotlight」や、設立10年未満のギャラリーがアーティストの個展を行う「Frame」、ラテン系アーティストを集中的に紹介する「Diálogos」、シカゴで女性の参政権が認められて100周年を迎えたことを記念し、女性アーティストの作品を展示する「Chicago Tribute」などのプログラムを、ニューヨークのドローイング・センターやスイス・インスティテュートなどの学芸員がキュレーションする。  フリーズ・アートフェアのグローバル・ディレクター、ビクトリア・シダル は今回のプラットフォームに対し、「この取り組みによって、ギャラリーやアーティストへの支援の可能性が広がる」と期待を寄せている。  なおアート・バーゼル やダラス・アート・フェアも、今年のフェアの開催中止を受け、オンライン・ビューイング・ルームを設立。リアルなイベントを開催できない現在、オンラインプラットフォームの開発を余儀なくされている。

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