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荒みがちな心を癒すのは“推しのいる生活”

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webマガジン mi-mollet

 この「推しが見てるで」は何かと使えるキラーフレーズ。たとえば、SNSをやっていると、よく知らない人からの無神経なリプライやコメントに思わず口汚く言い返したくなること、ありますよね? だけど、それをしてしまっては同じ穴のムジナ。もしそんなツイートを推しが見ていようものなら、アカウントの前に僕の心肺が凍結します。  日頃の不満や鬱憤をついネットに吐き出したくなったときも「その悪口を書いているときの顔、推しに見せられる?」と問うてみれば、罵詈雑言も雲散霧消。あらゆるネガティブな感情を無効化する推し、これが本当のムーンヒーリングエスカレーションでは? だとしたら、僕、全力で「リフレーッシュ!」って叫びます。 むかつく上司も「もしかしたらこの人、推しのお父さんかも」と妄想してみてください。あの推しをこの世に生み育ててくれたと思えば、多少の無神経は何のその。とりあえず年の暮れには和牛商品券でも贈ろうかという気持ちになります。 年をとるほどに前頭葉が衰え、気が短くなるのは、抗えない肉体のさだめ。だけど、自分の不機嫌をあからさまに出していいのは乳幼児まで。特に大人になってからは、自分の機嫌は自分でとるのが礼儀です。 しかも推しを公言する以上、自分のちょっとした振る舞いが推しの評判を下げることにもなりかねません。ファン自らがいつもご機嫌でいることが、ひいては推しのイメージアップになると思えば、ゴミも拾うし、席も譲る。そうやって徳を積むことで、入手困難なチケットの当選確率が上がるなら、献血もするし、エレベーターに乗るときは率先して操作盤の前に立って「何階ですか?」って聞きますとも! つい気持ちが荒みがちなこの時期だからこそ、自分で自分をハッピーにする方法を身につけておきたいもの。いつも心に推しを浮かべて、負の感情をしっかりコントロールしましょ~。

横川 良明

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