小倉智昭さん死去 生前の印象的な一言を丸岡いずみ明かす「小倉さんはまさに楽しまれたんだなって」
フリーアナウンサー丸岡いずみ(53)が10日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演し、9日に死去したキャスターの小倉智昭(おぐら・ともあき)さんから授かった助言を明かした。 【写真あり】10月に集まったばかり…古市憲寿氏や伊藤利尋アナらと自宅で笑顔の小倉さん 小倉さんは9日午後3時8分、膀胱(ぼうこう)がんのため都内の自宅で死去した。77歳。 丸岡は北海道放送や日本テレビ報道記者などを経て、フリーとして独り立ち。小倉さんとはフリー転身後に印象的な思い出があるという。「フリーになってから一度(共演が)あるんですけど、小倉さんに“丸岡さんはまじめすぎる”って言われた」。それは、小倉さんがMCを務めた音楽特番だったという。 丸岡の役どころは、進行というよりは「慣れていない、歌って踊るという立場で出たんですけど…」という。番組は収録だったが、「小倉さんは音楽も造詣が深いので、ちょっとでも間違えたら、凄く怒られるんじゃないかというイメージがそれまであった」と、一生懸命に練習していたという。 そんな丸岡が、小倉さんに掛けられた一言を明かした。「裏でずっと練習している私を見て、“丸岡君はまじめすぎる。思い切りやってくれ。何かあったら私が助けるんで”と言っていただいて。その時に何て懐が深いんだと」。また「終わった後も、“丸岡さん、これから、仕事楽しもうな”って言われて。小倉さんはまさに楽しまれたんだなって思って」と振り返っていた。 小倉さんは2016年5月に膀胱がんを公表。同月に内視鏡手術でがんを切除したが、全摘はしなかった。病状は進み、18年夏、生放送直前に膀胱から大量出血。同年秋に全摘手術を受けた。その後、21年秋に肺転移が見つかり、23年には腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓の全摘手術を受けた。入退院を繰り返しつつ仕事にも励んでいたが、11月には骨盤や腰椎、髄膜にも転移が見つかった。今月に入り体調が急変した。葬儀は家族葬で行い、後日「お別れの会」を予定している。