【カンボジア】正月期間の人出、観光地中心に増加の見込み
カンボジア旅行代理店協会(CATA)は、クメール正月(今月14~16日)の人出が全国的に増加すると予想した。主要な観光地の宿泊施設では、正月期間中の予約が相次いでいるもようだ。クメール・タイムズ(電子版)が7日に伝えた。 政府は今年から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で自粛や規模の縮小を余儀なくされていた正月行事を3年ぶりに本格的に実施すると決定した。CATAのチャイ・シブリン会長は、「政府の方針転換を受け、主要な観光地の正月期間のホテル宿泊に関しては、既に予約で埋まりつつある」と指摘。特に北西部シエムレアプ州や沿岸各州のリゾートが人気を集めていると報告した。 フン・セン首相は2月、「今年のクメール正月には、新型コロナ対策を講じた上で行事を開催する」との方針を発表。シエムレアプ州のティア・セイハ知事も「一部の行事を除いて、基本的に実施する方向」との考えを示した。