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メルセデスの最新EVは音楽ラヴァーズのために!? EQC 400が叶える、二拠点ウィークエンドの楽しみ。

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Pen Online

現在も進行中のコロナ禍は、僕らのライフスタイルに大きな影響を与えた。移動は制限され、仕事もリモートワークで、自宅で行うのが当たり前になった。会議や買い物はもちろん、音楽のライブやアート鑑賞もネットでという生活に不自由さを強いられたものの、もう引き返せない変革も引き起こした。出張はウェブ会議ツールのズームで間に合うし、そもそも満員電車にはもう乗りたくない(笑)、とかね。「いずれそうなるんだろうな」と緩く考えていたものが、コロナ禍で一気に加速したよね。 【写真を見る】優れた音響空間を構成するインテリア。 では、クルマはどうだろうか? 当然、「もう電気自動車(EV)でいいんじゃないの」って意見もあるだろう。多少の不自由さは我慢できる耐性もついたし(笑)、「いまこそ次の時代に向けて舵を切るべきじゃないか!?」ってね。 そんなコロナ禍にあって、北米の音楽チャートを賑わせていた象徴的な曲はザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」だった。1980年代テイストのシンセサイザーに乗せた疾走感のあるラブソングで、自粛生活の鬱屈に光を探し求めるリスナーの心を捉えていた。この曲に本人を登場させ、CMソングに起用したのがメルセデス・ベンツで、車種はEQC 400。そう、メルセデスのEVであり、日本で発売する初のEVとなる。 CMはこれまでの自動車メーカーとしての歴史を重ね合わせながら、新たな時代を予感させる内容で、曲同様にコロナ禍を意識してつくられたわけではないけれど、その意図はかなりタイムリーに感じられたんだ。なるほどそこに未来が予感されているなら、ザ・ウィークエンドことエイベル・マッコネン・テスファイよろしく(笑)、EVで東京の街に出かけてみようと思ったわけ。 乗ってみるとEQC 400は走り出しからして、メルセデスらしさが満載なのね。モーター特有の突然背中を衝かれるようなピーキーなトルクではなく、自然とあふれ出るようなトルクが車体を無音で前へ押し出す。貫録がありながらどこまでもスムーズなその走り出しはソウルフルで、V8のSクラスに乗っているオーナーでさえ、即座に合格点をつけるに違いない(笑)。回生ブレーキを感じさせない、ニュートラルな惰性走行を随所に入れてくるのも、伸び伸びとしていて好感がもてる。 そしてまず気づかされるのは、室内の静音設計の緻密さだ。メルセデスのセダンやサルーンに共通する、静音することで繭に包まれているような感覚があり、路面とタイヤの摩擦音さえ消そうとしている印象がある。アクセルを踏み増すと、かすかにモーターのキュイーンという駆動音が聞こえてくるけれど、これもまた静音設計があっての演出。

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