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越前打刃物や和紙の魅力発信 越前市で工藝祭開幕

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 福井県越前市内を中心とした伝統工芸の魅力を五感で楽しむ「千年未来工藝祭」が29日、同市余川町のタケフナイフビレッジなど市内各会場と、オンラインで開幕した。越前打刃物、越前和紙、越前箪笥(たんす)の産地と使い手の接点となるウェブサイトを開設し、職人らによるトークライブや音楽イベントを終日展開。千年続く産地に向け、伝統工芸の可能性や魅力を発信した。  工藝祭は市と市内伝統工芸の若手職人が実行委員会をつくり、2018年にAW―Iスポーツアリーナをメイン会場にスタート。昨年は和紙、打刃物、箪笥に加え、国内外から約130の作り手が出店してにぎわったが、今年は新型コロナウイルスの影響で開催方法をオンライン中心に大幅に見直した。  29日は午前11時から午後8時ごろまで、ナイフビレッジの特設スタジオで断続的にトークライブや音楽イベントを配信した。オープニングトークでは、実行委員長で越前打刃物職人の戸谷祐次さんが開催を決めた理由について「今後千年続けていくためには、もっと大変なことがあるはず。伝統工芸の底力を見せたかった」と思いを語った。  ウェブサイトではこのほか、過去2年間の出店者を紹介するページを開設。若い女性に人気のモデル森星さんと発酵食の専門家田上彩さんが打刃物、和紙、箪笥の産地を巡る動画も限定公開している。30日も引き続きトークライブが繰り広げられ、午後1時半からは森さん、田上さんが「越前を旅して思うエッセンシャルな生き方」と題してオンラインで語る。  会期に合わせ和紙、打刃物、箪笥の産地(和紙の里、刃物の里・越前打刃物会館・タケフナイフビレッジ、越前箪笥会館)では、和紙墨流しなどのワークショップや即売などのイベントも展開している。  各種配信コンテンツやイベント情報はウェブサイト(「千年未来工藝祭」で検索)から視聴、確認できる。

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