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【Bリーグ・富山グラウジーズ 宇都直輝 × 前田悟】変化の先にある進化へ(2)エースへの扉が開かれる瞬間

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バスケットボールスピリッツ

── 今シーズンはルーキーシーズンにも関わらず、一定の結果を出して、編集部も一致で富山のシューターは前田選手にしようと決めたんですけど…… 宇都 ないっすかね(笑)。 前田 ハハハ 宇都 でも最近、悟とも話したんですけど、入るイメージになってきましたね。 ── 入るイメージ? パスしたら決めてくれると? 宇都 いや、ふとした瞬間に悟を見ると「あ、今日のアイツは入るな」っていうイメージになってきたんです。表現が難しいんですけど、パーセンテージ自体は最初のころとそんなに変わっていないんですよ。ちょっと上がったかどうか。ただ同じ50%……たとえば6本打って3本を決めるにしても、決めた3本の印象が強いのか、外した3本の印象が強いのかで印象は全然違うんです。それがここ最近は決めているほうの印象のほうが強くなっています。試合の大事な場面、印象に残りやすい場面でシュートを決めている。それはすごくいいかなって思います。三遠戦(2020年3月15日。結果として今シーズンのラストゲームになった試合)も2点差で負けていて、残り10秒くらいで悟が3ポイントシュートを決めて逆転しているんですよ……まぁ、その直後に悟が3ポイントシュートを決められているんですけど(笑)。それは置いておいても、すごく大事な場面で3ポイントシュートを決めているという印象があって、そういうプラス面での強い印象ってチームメイトからしたら信頼につながるんです。 ── なるほど、同じ確率でもチームメイトの印象は違うものなんですね。 宇都 僕個人としては、けっして比べるつもりはないですけど、昨シーズンまでシューターとして大塚(裕土。川崎ブレイブサンダース)さんがいたわけです。大塚さんって結構入っているイメージが強いというか、ここで一本ほしい、流れが傾いてきて、パッと外にパスを出したときの3ポイントシュートが入るというイメージがあったんです。だから今シーズン、悟をシューターとして起用していくと決めた今シーズンの序盤と、前の2シーズンで見せた大塚さんのイメージがちょっと違っていました。もちろん経験の差はあるのかもしれないし、僕自身が大塚さんと長く一緒にやっている差もあるかもしれないけど……それが今は悟も同じような印象になってきましたね。 前田 僕自身はシーズンに入る前から自信はあったんですけど、でも大事なところで決めてほしいよねとは言われていて……逃げ腰ではないけど、そうしたクラッチタイムに弱かったんです。ただ最近は「俺にもってこい」くらいの気持ちでできているので、それがいい形につながっているのかなって思います。

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