トリプルコークが鮮やか差し切り ルメール「トップスピードはいいですね【中山5R・2歳新馬】
14日の中山5R・2歳新馬(芝内2000メートル)は、キタサンブラック産駒でルメール騎乗の1番人気トリプルコーク(牡・黒岩)が直線外から鮮やかに差し切って勝利した。勝ち時計は2分01秒0(良)。 中団のインで先行集団を射程圏内に入れつつ追走。やや追っつけ気味ではあったものの、直線で外へ持ち出すと先行した各馬を悠々と差し切って1馬身3/4差の完勝だった。 エスコートしたルメールは「道中は冷静に走ってくれて、最後だんだん加速してくれました。トップスピードはいいですね。いい脚を使ってくれました」とパートナーをたたえ、「2000メートルはぴったりですが、もう少し延びても良さそうです」と続けた。黒岩調教師は「夏を越して成長した馬で、ここまで順調に来れました。距離も大丈夫そうですし、現状は成長途上の段階ですが、いいところまで行ってくれると思います」と高く評価。半兄サトノラーゼン(京都新聞杯)、サトノクロニクル(チャレンジC)が重賞勝ちという良血馬にとって、幸先のいい船出となった。
東スポ競馬編集部