<小原好美>2020年は「悩んで、考える一年」 話題作「無職転生」で新たな一面も
小説投稿サイト「小説家になろう」で人気のライトノベルが原作のテレビアニメ「無職転生 ~異世界行ったら本気だす~」が1月10日からTOKYO MXほかで放送されている。原作は“なろう系”ラノベのパイオニアとも言われる人気作。主人公の主人公のルーデウス・グレイラット(ルディ)の魔法の家庭教師で師匠となるロキシー・ミグルディアを演じるのが、「スター☆トゥインクルプリキュア」「まちカドまぞく」などに出演してきた人気声優の小原好美さんだ。小原さんに「無職転生」のアフレコ、2021年の抱負について聞いた。 【写真特集】小原好美、美しい…と話題の声優 写真を一挙公開 「プリキュア」でも活躍
◇複雑なキャラも「無理をせずに」
「無職転生」は、34歳無職の男性が家を追い出され、トラックにひかれて死んでしまうが、剣と魔法の異世界で生まれ変わり、前世での知能や後悔を生かし、新たな人生が動き始める……というストーリー。MFブックス(KADOKAWA)で書籍化され、コミカライズも展開されている。アニメは、「ゲーマーズ!」などの岡本学さんが監督を務め、WHITE FOXとEGG FIRMが設立したスタジオバインドが制作する。主人公のルーデウス・グレイラット(ルディ)役の内山夕実さんのほか、杉田智和さん、加隈亜衣さん、茅野愛衣さんらが声優として出演する。
「無職転生」は、一度聞いたら忘れられないタイトルだ。小原さんも「タイトルのインパクトが大きいですよね」と感じたという。
「最初は何だろう!?と驚き、作品の世界に引き込まれました。転生前の前世の男は、本当に現代にいそうな男性です。孤独な部分が描かれています。リアルで、物語にスッと入り込めました。転生した後は姿が変わるけど、前の記憶を持ったままで、どう変わっていくのかな?と思いながら原作を読んでいました」
小原さんが演じるロキシーは、ルディの魔法の師匠となる。見た目は青髪の美少女だが、実は年齢は成人で立派な大人だ。複雑なキャラクターではあるが「無理をせずに」演じた。